【共同研究】三島村立竹島小・中学校における地球(ジオ)科教育第2弾「Enjoy竹島with鹿児島大学留学生」を開催

2019年度の産学・地域共創センター,南星丸,三島村による共同研究「三島村・鬼界カルデラジオパークを活用した教育「地球(ジオ)科」の開発研究」の第2弾として,2020年1月15-16日に竹島小中学校において「Enjoy竹島with鹿児島大学留学生」が開催されました。この授業では,本学グローバルセンターに短期留学中の米国ウイスコンシン州立大学生10名と教員が,小規模教育,複式学級,ICTを用いた授業という離島ならではの教育現場を学ぶために実施されたものです(代表:鹿児島大学グローバルセンター 中谷純江教授)。一方で小中学生にとっては,①竹島を案内することで,地域の特徴や良さに気づき,壮大な特色ある大地で私たちが生活していることに気付くこと,②これまでのジオパーク学習で学んだ中から,新たな問いを見いだし,考えたことを,根拠を明らかにしてまとめ・表現する活動のきっかけとなる体験活動とすること,③安全に留意し,集団で行動する中で規範意識を養うとともに,友達と協力し合い探求活動をしていくことで,自ら考え,主体的に行動していく態度を養うことを目指して実施されました。

15日14:30,南星丸が竹島港に着岸後,児童生徒代表による歓迎の挨拶が行われ,各班に別れて小中学生が島内の名所等(井川,ガジュマル,聖神社,発電所,籠港,体育館,あいあい会館,筍工場,九玉神社,六地蔵,竹のいえ,出張所(郵便局等))案内があり,島での暮らしや歴史等が紹介されました。その後,学校に戻り,集会室でジャンベ交流を行い,夕食は異文化の食を味わうと題して留学生が作った本格ハンバーガーを頂きました。

翌朝,留学生はオンボ岬,牧場・牛舎,東風泊を散策した後,1限目より小学1・2年の複式学級の授業を見学し,2限目は中学生の英語の授業に参加して,中学生から英語で竹島の紹介を受けました。中学生にとっては英語の実用の,また留学生にとっては離島という鹿児島ならではの教育に触れるよい機会となりました。

▲ジャンベでお出迎えする小中学生

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