オープン実証ラボとは?

写真|コトづくりセンター「IoTオープン実証ラボ」

~中小企業の研究・開発力強化~

「オープン実証ラボ」とは、県内の中小企業との研究開発機会の拡大および研究成果の可視化(試作・プロトタイピング)による事業化支援の充実を図るため、研究成果の試作および発表機会を確保するスペースとして設置する施設です。鹿児島大学産学・地域共創センターでは、地域課題の包括的な収集・集約と大学の知的資源の効果的提供を図るため、食品加工、観光産業・国際、エネルギー、農林畜産、水産業、地域防災・医療の6分野において学部横断的な教員グループ等による「社会共創イニシアティブ」を設置して、中長期的な研究テーマを作成しております。「オープン実証ラボ」は、その研究成果を社会実装する上での最終試験の場を提供することを目的に設置されるもので、現在、以下の4つの「オープン実証ラボ」を設置、計画しています。

1. IoTオープン実証ラボ

平成30年10月、理工学研究科附属コトづくりセンター内に、工作機器情報モニターやアイトラッカー、カメラ等を配置した「IoTオープン実証ラボ」を整備しました。中小企業工場におけるIoT化のモデルルームとして活用されています。

2.徳之島フィールドオープン実証ラボ

南西諸島域の基幹産業であるサトウキビに焦点をあて、その中でも徳之島を拠点に平成30年度はIoT技術を用いてサトウキビ産業の高度化を推進する研究事業を推進しています。「徳之島フィールドオープン実証ラボ」では、人工衛星画像を利用した耕作管理、フィールドサーバーを用いた生育環境データの収集基盤を構築し、全島的育成状況把握手法の開発の準備を行なってきました。得られたデータは、徳之島三町に設置されたIoTクラウドモニタで閲覧することができます。

3.甑島フィールドオープン実証ラボ

水産業を中心とした甑島では、地域ニーズから得られた研究課題をテーマ化し、未利用水産資源の有効活用、大衆魚介類の海洋深層水を用いた種苗生産技術の開発、およびそれらの清浄海域での養殖技術の開発等の研究事業を推進しています。海洋深層水関連施設に研究拠点の整備を進めています。

4.産学地域共創センター内オープン実証ラボ

本センター東側エリアを改修し、地域課題の検討のためのワーキングスペース、食品加工製造研究の推進とその研究成果の発信拠点としての食品加工および調理設備および試食スペース、研究成果を発表する場としてのセミナールームを併設したオープン実証ラボの建設が平成30年12月より始まりました。

サイト内検索