■「南九州・南西諸島域の地域課題に応える研究成果の展開とそれを活用した社会実装による地方創生推進事業」

本事業は、島嶼を抱える鹿児島を中心とする南九州地域の産業振興、医療・福祉の充実、環境の保全、教育・文化の向上など、地域社会の発展と活性化に貢献することを目指し、南九州・南西諸島域の各種政策・地域課題及び学内研究成果等の情報の一元化及びインターフェイス組織の整備による社会との共有化等の推進並びに既存の鹿児島県・県内自治体・鹿児島銀行等地元金融機関と構築した連携体制の更なる強化を図るものです。以下主な取組について紹介します。

■社会共創イニシアティブ ~地域課題の収集・集約の強化~

「6分野(食品加工、観光産業・国際、エネルギー、農林畜産、水産業、地域防災・医療)の学部横断的な教員グループ等による「社会共創イニシアティブ」を設置し、地域課題の包括的な収集・集約と大学の知的資源の効果的提供を図るための中長期的な研究テーマ化を目指すとともに、「オープン実証ラボ」の推進を担います。

■「オープン実証ラボ」~中小企業の研究・開発力強化~

県内の中小企業との研究開発機会の拡大と研究成果の可視化(試作・プロトタイピング)による事業化支援の充実を図るため、地域一帯となった研究成果の試作機会を確保する「オープン実証ラボ」を主に大学(南九州・南西諸島域共創機構棟及び学内部局施設)や公設研究機関(民間企業への拡張、離島の未利用施設も想定)に設置し、関係教員、地域の公設研究機関や中小企業が集い、当初は企画検討、外部資金等を獲得した上で試作や技術評価を行います。

■「社会実装チーム」~本学の研究成果の展開及び社会実装~

南九州・南西諸島域を中心とした本学の研究成果を展開・社会実装するための活動として、共同研究等の推進や技術移転活動の支援並びに行政との連携、公的資金の活用やビジネスプラン構築の支援等を行います。

<事業の概念図>

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