鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターでは,2025年度より高校生を対象としたアントレプレナーシップ教育プログラム「PARKS EDGE-PRIME Initiative」事業として,鹿児島県立与論高等学校の総合的な探求の時間「ゆんぬ学」において「価値創造ゼミ」を開講しています。このゼミでは,「創無活有:無いものを創り,有るものをもっと活用する」を大きなテーマとし,与論町が抱える地域課題を題材に,生徒が主体的に課題の解決策を創造する活動です。

1学期は,鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターの藤枝センター長による身近な課題を解決するためにこんなツールがあったらいいなというアイデア出しを行ってきました。

そして8月1日~3日に鹿児島大学で行われた実習では,まず自分たちの課題研究テーマに関する先行研究や技術について,理工学研究科の熊澤准教授,満塩助教から直接お話をいただきました。その後,自ら考えたアイデアを検証するため,説明動画の制作とアンケートの作成を行いました。最後に全員で動画とアンケートを視聴・確認し,ブラッシュアップをしました。今後は,与論町民に動画視聴・アンケート回答をお願し,その結果をまとめ,12月に発表する予定です。

理工学研究科 熊澤准教授からの技術説明

理工学研究科 満塩助教からセンサーの説明

イノベーションセンター 中武准教授による試作例の紹介

 

ゆんぬ学(与論町海洋教育推進協議会):地域・大学コラボ企画 – 価値創造ゼミ、夏期合宿で飛躍!鹿児島大学でアイデアを具体化する3日間

鹿児島県立与論高等学校:価値創造ゼミ1期生(1年生6名) 鹿児島大学での実習に参加