鹿児島大学認定コーディネーター制度は、連携機関(金融機関)の発掘した企業の抱える技術課題を、大学との共同・受託研究へ繋げ、金融機関のネットワークを活用した事業化を探ることを目的とした制度です。
(詳しくはこちら:鹿児島大学認定コーディネーター

本制度は今年で7年目に入ります。県内の金融機関に対し、第7期の認定コーディネーターを募集したところ、計8金融機関から10名の新規申請と、6名の更新申請がありました。
新規と更新の方々16名に対し研修を実施し、認定証を交付しました。これにより、現在のコーディネーターは第6期の11名と合わせて、計27名(8金融機関)となりました。任期は2年間です。

この制度を活用し、地域企業と本学の連携をさらに深め、地域産学金の3者がWin×Win×Winとなるよう努めます。

令和3年度鹿児島大学認定コーディネーター制度に係る研修会

・日 時:令和3年10月27日(水) 14:00~17:00
・会 場:鹿児島大学産学・地域共創センター2Fセミナー室
・対象者:同制度に係る秘密保持契約を締結している機関の所属部署等の長から認定コーディネーター
としての推薦があった者または認定の更新を希望する者,あるいは参加を希望する第6期の認定コーディネーター
・認定証:研修会終了後、新規と更新の申請の方々に認定証を交付
・主 催:鹿児島大学産学・地域共創センター

研修プログラム

1 認定コーディネーター制度の概要
・鹿児島大学と産学・地域共創センターの概要
・産学連携の現状,課題,効果
・認定コーディネーター制度の概要

2 南九州・南西諸島域における鹿児島大学の産学連携の取り組み
-地域課題の発掘から島のデータアナリスト事業まで
・地域課題解決に向けた鹿児島大学の産学連携の方向性
・産学連携の基礎知識
・研究シーズの展開例
・地域課題解決に向けた産学連携の取組
・地域と大学をつなぐ実証プロジェクト
・これからの地域・企業と大学の連携
3 ワークショップ(グループ討議)
・各金融機関での産学連携事例とその課題
・質疑応答、意見交換

4 中小・ベンチャー企業のための知財戦略
・企業規模や業界環境,経営方針等による知財戦略の相違
・中小・ベンチャー企業の経営に資する特許・意匠・商標・
ノウハウ・著作権を組み合わせた知財戦略の要点
5 県内企業及び鹿児島大学のマッチング用特許マップ


センター長挨拶

座学風景

ワークショップ