南種子町で南九州・南西諸島域ラウンドテーブル「有機農業を核とした地域活性化について」を開催しました。

【主催】南九州・南西諸島域イノベーションセンター

【開催日】2022年8月29日(月)~30日(火)

【会場】南種子町研修センター

【参加者】南種子町役場,南種子町有機農業推進協議会,(有)かごしま有機生産組合,7名

【概要】南種子町では有機農業を核とした地域活性化への取り組みを開始しましたが,より効果的な有機農産物生産販売戦略を立案・実行するには,町内(島内)産農産物の生産流消費通経路や町民(島民)の消費行動の調査が必要と考えています。このような調査を大学と一緒に取り組むことは可能かとの問い合わせを南種子町役場からいただきました。そこで,地元関係者と当学の専門教員で直接意見交換することにより,共同研究の可能性を探ることを目的としてラウンドテーブルを開催しました。今回は,農学部 農業生産科学科の李哉ヒヨン教授および坂井教郎准教授が参加されました。会議は有機圃場や有機作物が販売されている南種子町観光物産館トンミー市場などの視察を挟んで2日間開催され,南種子町における農業の現状,有機農業導入に関する調査の必要性など活発な意見交換が行われました。その結果,李教授から実施可能な調査内容が提案され、今後,南種子町が次年度の共同研究実施に向けて検討することになりました。

写真左:ラウンドテーブルの様子,右:南種子町観光物産館トンミー市場視察

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