大学発認定ベンチャー「株式会社スディックスバイオテック」第9回「ものづくり日本大賞」優秀賞受賞

鹿児島大学発認定ベンチャー「株式会社スディックスバイオテック」が,「糖鎖ナノテクノロジーによるウイルス性疾患の高感度で偽陽性のない高精度検査法の開発」で第9回「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞しました。(2023年1月10日発表)

詳細は

第9回ものづくり日本大賞 受賞概要(経済産業大臣賞・優秀賞)(PDF形式:2,745KB)

のp23をご覧ください。

案件の概要:

ウイルスが感染する際に細胞上の糖鎖に吸着する性質を利用し、糖鎖を固定化した金ナノ粒子(SGNP)で、感染性のある生きたウイルス粒子のみを素早く簡単に濃縮・精製してPCR検査する技術を開発。本技術では、死んだウイルスは検出しないため、偽陽性の判定を防ぎ、従来のPCR検査と比べて検査時間の短縮を実現。本技術により開発した検査キットは、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスA型とB型の3種のウイルス遺伝子を同時に測定可能で、だ液を検体としても鼻咽頭拭い液と同等の高感度検査ができる。本製品は、2020年11月から体外診断薬として保険適用されている。

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