大学院科目(MOT教育プログラム)
目的
本教育プログラムは、全研究科の大学院生を対象として開講されます。
大学の知的財産活用や産業創出が求められている現在、学生の方々にも経営やビジネスの知識・センスの習得が求められるようになりました。一般社会に出て企業人として活躍するためには、学生時代に実践教育を学んでおく必要性が高まっています。このような背景において、本プログラムは、
「新事業創出や技術の事業化・特許化」
「技術と経営のセンスを併せ持った人材(高度専門的職業人)育成」
を目的として構成されています。
具体的には、技術経営者(MOT:Management of Technology)としてのスキルやノウハウを身に付け、かつ、技術と市場を的確に結びつける能力を養うことを目指し、
①実践技術経営及び社会連携学
②知的財産(特許)
の2つの学際領域について学びます。
概要
講義は、「講義形式」「ディスカッション形式」「発表形式」「セミナー形式」「e-learning形式」「端末による検索実習」等をとり、可能な限り少人数で構成し、文系・理系問わず企業人として、必要な実践的教育を実施します。特徴としては、実際に事業を起こすまでのフローを習得できるように講義が構成されており、研究開発とビジネスとを有機的に結びつける能力も養うことにより、経営者のみならず、ビジネスセンスをもった技術者の育成もねらっています。特に、メーカーへの就職を目指す理系の学生にはぜひ受講していただきたい内容です。
また、知的財産については、特許のみならず意匠や商標、著作権についても解説するとともに、特許等の検索方法やパテントマップの作製法、アイデアの抽出法についても演習形式により体得し、企業経営に資する知財戦略を構築できる実践力を養成します。
<ご注意>
- 本年度は、理工学研究科の科目として開講します。
「知的財産戦略構築実務論」並びに「技術経営と社会連携」の受講希望者は4月1日(金)~4月5日(火)に履修申請手続きを行ってください。理工学研究科以外の学生は所属学部の窓口で履修申請を行う必要があります。 - 取得単位の扱い(修了要件単位に含むか否か等)は、各研究科又は専攻により異なりますので、所属研究科又は専攻の担当窓口にて確認して下さい。
- 本紙に掲載のスケジュールは、変更になる場合があります。最新のスケジュールは、以下のリンク先もしくは、理工学研究科大学院の掲示板をご確認ください。
知的財産戦略構築実務論
技術経営と社会連携 - 履修申請のために各教員の押印が必要な方は、南九州・南西諸島域イノベーションセンター研究・産学地域連携ユニット事務室(当センター棟2F)まで、直接お越しください。当事務室が一括で処理します。
- 本プログラム全ての単位を取得された方には、MOT教育プログラムの修了証を希望者に発行します。申請書、学業成績証明書(コピー可)を当事務室へ提出してください。