「起業〜ビジネスの発見と創出」(2024年度)
2024年度の「起業〜ビジネスの発見と創出」は共通教育科目として後期に開講します。
シラバスについてはこちらを参照ください。https://syllabus11.kuas.kagoshima-u.ac.jp/showDetail/ja/26898
○目的:鹿児島大学は、「進取の精神」を有する人材を育成し、地域とともに発展する知の拠点を形成し、「進取の気風にあふれる総合大学」を目指している。地域社会からは、起業マインドを持つ人材の輩出が期待されている。本学では既に教職員や大学院学生および学部生から起業に挑戦する者も現れている。この機運をさらに高め、起業マインドを持つ人材の育成とその人材間・支援者間の交流ネットワーク形成を行うべく講義を開講する。社会情勢や「ヒト・モノ・カネ」の運用や流れを起業の観点から知ることで、日常生活の諸現象を複眼的な視点で理解できる。そのため、人間力の涵養にも資するものになる。
○講義内容・方法:起業を取り巻く環境や社会・経済情勢を学び、チャレンジ精神(進取の精神)の実践として、ビジネスアイデアを共同で言語化する作業を行う。講義の前半は座学形式を主とし、後半はアクティブラーニングを志向したワークショップ形式とする。12回以降は集中開講(土曜日集中)とし、教員の他、外部アドバイザー(野村證券や鹿児島銀行など)による指導も実施する。
○授業実施予定・実施日 【第1回から第10回までは毎週木曜日2時限の開講】
2. 10月10日:経営者の事例を学ぶ~経営者は何を考え行動するのか(中武貞文)
3. 10月17日:社会・経済状況の概観~私たちを取り巻く社会について考える(野村證券)
4. 10月24日:金融機関が注目するこれからのビジネス(鹿児島銀行)
5. 10月31日:プレゼンテーション練習~自分の考えを他者に説明する(中武貞文):プレゼンテーション1
6. 11月7日:鹿児島大学の研究成果が活用された起業・産学連携事例~大学から産まれたビジネス(中武貞文)−>(変更)学生にありがちな物事の捉え方から抜け出すヒント(中武貞文)
7. 11月21日:ビジネスアイデアを作る~アイデアの言語化作業(中武貞文)−>ビジネスプランとは(中武貞文):グループワーク1
8. 11月28日:ビジネスを構想する際のヒント(中武貞文)−>ビジネスプランと市場
9. 12月5日:スタートアップと大学(中武貞文)−>チーム作り
10.12月12日:スタートアップと知的財産(中武貞文)−>チームの方向性
11.12月19日:世界と日本のスタートアップ企業(野村證券)
【以下より土曜日の集中開講を予定】:状況に応じてWebツール活用の可能性があります。
■集中開講日1(2024年12月21日) 12. ビジネスプラン作成:グループワーク2
■集中開講日2(2025年1月25日)
13. ビジネスプランの発表と全体共有1:プレゼンテーション2
14. ビジネスプランの発表と全体共有2:プレゼンテーション3
15. まとめと全体討論:学習の振り返り