4.認定コーディネーター制度 「認定コーディネーター制度」は,本学の研究シーズ等情報を地域企業に提供するとともに,地域企業が抱える課題(ニーズ)等を本学へ橋渡しすることで,企業課題の相談,共同研究等による新商品開発・課題解決・事業化を通じて地域イノベーション創出をめざすことを目的とする制度で,2015 年 10 月から実施している。2024 年度(2025 年 2 月 28 日現在)の認定コーディネーターから本学への橋渡し件数は 3 件であり,そのうち3 件で教員との面談を実施し,1件が共同研究に進展した。 また 2024 年度も認定コーディネーターの範囲を拡大するための勧誘活動を実施した結果,2 金融機関が新たに加わった。2024 年度は,県内 8 金融機関 14 名の職員をコーディネーターとして認定するため,10 月 30 日に研修会を開催した。今回は,以下の2つの講演と各金機関から活動報告が行われた後,受講者に認定証が交付された。認定コーディネーターの任期は 2 年間で,登録された 11 の金融機関のうち,2023 年度に認定された 13 名と合わせて現在 10 金融機関計 26 名が登録されている。 【2025年10月30日開催 認定コーディネーター研修会】 ●講演1 「焼酎からShochuへ 海外販路開拓の一例」 大石酒造株式会社 専務取締役 大石 恭介 ●講演2 「地場水産資源を活用した地域水産業の生き残り戦略」 鹿児島大学水産学部 助教 鈴木 崇史