鹿児島大学認定コーディネーター制度は、連携機関（金融機関）の発掘した企業の抱える技術課題を、大学との共同・受託研究へ繋げ、金融機関のネットワークを活用した事業化を探ることを目的とした制度です。
（詳しくはこちら：鹿児島大学認定コーディネーター）

本制度は今年で６年目に入ります。県内の金融機関に対し、第６期の認定コーディネーターを募集したところ、９名（５金融機関）の新規申込と、２名（１金融機関）の更新申請がありました。
新規と更新の方々１１名及び第５期の認定コーディネーター２名の計１３名に対し研修を実施し、認定証を交付しました。これにより、現在のコーディネーターは第５期の１２名と合わせて、計２３名（６金融機関）となりました。任期は２年間です。

この制度を活用し、地域企業と本学の連携をさらに深め、地域産学金の３者がWin×Win×Winとなるよう努めます。

令和２年度鹿児島大学認定コーディネーター制度に係る研修会

・日　時：令和２年１０月２１日（水）　１４：００～１７：００
・会　場：鹿児島大学産学・地域共創センター２Ｆセミナー室
・対象者：同制度に係る秘密保持契約を締結している機関の所属部署等の長から認定コーディネーター
としての推薦があった者または認定の更新を希望する者，あるいは参加を希望する第５期の認定コーディネーター
・認定証：研修会終了後、認定証を交付します
・主　催：鹿児島大学産学・地域共創センター

研修プログラム

１．認定コーディネータ制度の概要
・大学とセンターの概要
・認定コーディネーターの概要（目的、活動等）

２．大学研究シーズとコーディネートノウハウ
・研究成果事例
・研究シーズと研究者の検索方法
・共同研究等で利用可能な大学の施設・設備
・企業と大学研究者のマッチング ～かごしまTechミーティング
・産学連携の契約

３．グループワーク
（発表）
・各金融機関の産学連携の取組事例

（グループワーク）
・認定コーディネータ制度の活性化に向けた討議
・質疑応答、意見交換

４．県内企業の知財活用
・特許情報による県内企業と大学のマッチングリストの活用

座学風景

グループワーク風景

集合写真