2026年6月25日、濵田酒造 傳藏院蔵において、株式会社カーボンクライオキャプチャー、濵田酒造株式会社、鹿児島大学による共同研究成果に関するメディア向け発表会を開催しました。
 本イベントでは、濵田酒造の焼酎製造由来CO₂を活用したドライアイス製造実証の成果について発表し、実際のプラント見学及びドライアイス製造デモンストレーションを実施しました。
 このプロジェクトにおいて本学は、濵田酒造、カーボンクライオキャプチャーと連携の推進、及び発酵プロセス等に関する技術的支援を担当しました。

【開催概要】

  •  日時:2026年6月25日10時~12時
  •  場所:濵田酒造 傳藏院蔵(鹿児島県いちき串木野市)
  •  主催:株式会社カーボンクライオキャプチャー、濵田酒造株式会社、鹿児島大学
  •  内容:
    -取組みの背景及び実証内容の説明
    -プラント見学
    -ドライアイス製造実演
    -質疑応答/囲み取材
    -(任意参加)酒造見学

【発表内容】

 現在、CO2 の回収・削減に対する関心が高まっていますが、一方で、CO2 を原料とするドライアイスは、食品、物流、医療、研究など幅広い分野で利用されている重要な資源であり、CO2 供給設備の老朽化や生産量の減少などを背景に、国内での安定供給が課題となっています。
 焼酎の原料となる芋・麦・米等の植物は、成長過程で大気中の CO2 を吸収しており、焼酎の発酵工程で生じる CO2 は、植物由来のカーボンニュートラルな CO2 と言えます。本プロジェクトは、この CO2 を地域資源として有効活用することで、環境価値と経済価値の両立を目指すものです。
 本プロジェクトは、地域企業・大学・スタートアップが各自の強みを持ち寄り実現したものです。研究段階に留まらず、濵田酒造の実際の酒造設備(傳藏院蔵)に実証プラントを設置し、焼酎製造の発酵工程から発生する CO2 からのドライアイス製造に成功しました。

 

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