11月19日、鹿児島大学は、鹿児島県工業倶楽部と共同で「第9回食と健康に関するシンポジウム」を開催しました。

本年度のテーマは「新技術が拓く!食と健康の未来」で、会場となった稲盛会館キミ&ケサメモリアルホールには、企業関係者や一般市民、教職員など約200名が詰めかけました。

主催者を代表し、佐野 輝学長と鹿児島県工業倶楽部の岩元 正孝会長が挨拶した後、5名の研究者・企業関係者による講演が行われました。

時間栄養学の専門家である大石 勝隆氏による食と体内時計に関する特別講演の後、海外でも高く評価される酒づくりの秘訣、大規模ブリ養殖のシステム化、オランダのスマート農業、桜島大根の機能性研究・商品開発についての取り組みが紹介されました。

シンポジウム後半では、前田 広人産学・地域共創センター長による司会進行のもと、講演者全員によるパネルディスカッションが行われ、活発な討論が行われました。

会場からも多くの質問・意見が寄せられ、食で睡眠や健康を改善する方法や最先端技術を地域の産業にどう生かすか等の課題に関し、参加者を交えての有意義なディスカッションとなりました。

第9回食と健康に関するシンポジウム「新技術が拓く食と健康の未来」開催のお知らせ

200名を超える方にご来場頂き、質疑応答も多く、大盛況のうちに終わりました。

 

大石勝隆氏の講演

パネルディスカッション

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