「進化計算を用いたパターン形成」-かごしまTechミーティングを開催しました

2019年11月20日に鹿児島市のクリエイティブ産業成長のハブ拠点「mark MEIZAN(マークメイザン)」にて今年度5回目のかごしまTechミーティングが開催されました。

 

かごしまTechミーティングとは?

鹿児島市が主催。大学との産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。

大学研究者と参加者(企業)が、「近い距離で双方向」にニーズ(困りごと)やシーズを気軽にディスカッションできるよう、少人数で場を構成する工夫がなされています。

2017年度に4回の試行を経て2018年度から開始し、これまで16回開催(試行4回を含む)してきました。

産学・地域共創センターは、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進(モデレート&コーディネート)を担っています。

 

今回のテーマ

大学院理工学研究科情報生体システム工学専攻の小野智司准教授による「進化計算を用いたパターン形成(副題:進化計算を使って最適な事業運営や勤務体制を見つけ出す)」がテーマでした。

製造・医療・飲食・ITと幅広い分野の企業が参加し、小野准教授に活発な質問と意見をぶつける姿が印象的な会でした。

進化計算や機械学習について言葉は知っているけれど、自分の事業にどのように取り入れることができるのだろうか?という問題意識が参加者の根底にあるように感じました。

「各事業者の熱意を感じ、情報科学、人工知能分野に対するニーズの強さを感じた」(小野准教授)とのことでした。

事業者(産)、研究者(学)ともに次に繋がることを願うと同時に、産学・地域共創センターでは、地域に産学の出会いの場を創り、新たな価値創出を進めます。

 

次回予告

次回は、12月19日14:00からmark MEIZAN にて「もの忘れのある高齢者の「できる」能力を活かしたリハビリテーション~ 今までの生活習慣を活かした福祉用具の開発 ~」というテーマで、医学部保健学科作業療法学専攻基礎作業療法学講座の田平隆行教授がスピーカーとして登場です!

 

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