第6回かごしまTechミーティングを開催(テーマ:水に溶けている成分や分散した微細粒子の分離と濃縮に役立つ超音波霧化)

少人数制産学マッチングイベント「かごしまTechミーティング」とは?

大学との産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。2020年12月17日に鹿児島市のクリエイティブ産業創出のハブ拠点「mark MEIZAN(マークメイザン)」にて今年度6回目のかごしまTechミーティングを開催しました。産学・地域共創センターは、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進を担っています。

少人数制産学マッチングイベント「かごしまTechミーティング」(鹿児島市HP)

 

今回のテーマ

今回は、化学工学、とくに分離技術を専門としている二井 晋 先生(理工学研究科 工学専攻化学工学プログラム 教授)をゲストスピーカに迎え、「水に溶けている成分や分散した微細粒子の分離と濃縮に役立つ超音波霧化」というテーマで開催いたしました。

液体を超音波で霧(ミスト)化する技術について,粒径が小さく揃っていることを利用した液滴や濃縮,ろ過などについて,ご説明いただきました。また、日本酒を超音波霧化した超淡麗辛口酒や,温泉の濃縮水などの商品実例を交え,応用の可能性について具体的にお話いただきました。

水処理企業や飲食品製造業,電子関連企業の方など,様々な業種の方にご参加いただき、発表の途中や質疑応答の時間に活発な議論が行われるなど、今後の産学官連携につながる有意義なミーティングとなりました。


事業者(産)、研究者(学)ともに次に繋がることを願うと同時に、産学・地域共創センターでは、地域に産学の出会いの場を創り、新たな価値創出を進めます。

サイト内検索