日置市にて鹿児島大学「第1回タウンミーティング」を開催

南九州・南西諸島域イノベーションセンターでは、地域住民同士がお互いに膝を交えて対話をすることで、地域の持つ様々な課題を知り、課題解決へのアイデアや新たな連携を生み出すと共に、本学としても潜在的地域課題「マイクロニーズ」を探索し、大学の知を活用して具体的なイノベーションを起こすきっかけづくりとして、「タウンミーティング」を企画。今回は第1回として、2022年7月31日に日置市にて「多文化共生」をメインテーマに日置市民及び日置市で働いている方25名にご参加いただき、ワールドカフェ方式でタウンミーティングを開催しました。

まず始めに、ミニ講義として本学法文学部法経社会学科 酒井 佑輔 准教授に「多文化共生社会に向けて 私たちにできること」と題して講演と、日置市より日置市の多文化共生の現状を報告していただきました。
その後、参加者が以下の3つのテーマに沿ってワールドカフェ方式で自由に対話を行いました。
・ラウンド1テーマ:現在を語ろう「あなたは日常のどのような場面で多文化を感じますか?」
・ラウンド2テーマ:未来を語ろう「5年後の日置市の多文化共生の姿はどのようになってほしいでしょうか」
・ラインド3テーマ:未来のために「あなたができること,あなたがしたいこと」
今回のタウンミーティングの開催について、「日置市の未来が明るくなると感じた」、「是非、このような機会をまた作って欲しい」などの感想をいただきました。
また、提案や自身が取り組むこととして、「自分自身が心を開き外国人との挨拶促進、外国人の知り合いを作る」、「消防団や草払いなどの自治活動に参加を呼びかける」、「日置市ウェルカムセット(ゴミ袋、日置市のコメ、おかしなど)を作って(外国人転入者に)配布する」などが挙げられました。

今後もセンターでは、各市町村で抱える課題を大学の知を活用して具体的なイノベーションを起こすきっかけづくりとして、同様のタウンミーティングを開催していきます。

https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2022/08/post-1944.html

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