『かごんまの色』×意匠性プラスチック×X=∞-かごしまTechミーティングを開催しました

かごしまTechミーティングとは?

大学との産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。2020年1月16日に鹿児島市のクリエイティブ産業創出のハブ拠点「mark MEIZAN(マークメイザン)」にて今年度7回目のかごしまTechミーティングを開催しました。産学・地域共創センターは、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進を担っており、今回は中武貞文准教授がファシリテーターを務めました。

少人数制産学マッチングイベント「かごしまTechミーティング」(鹿児島市HP)

 

今回のテーマ

産学・地域共創センター連携推進部門の牧野暁世特任助教による「かごんまの色」×意匠性プラスチック×X=∞(副題:地域性や商品性を色彩や素材で論理的に表現する)でした。

     
「かごんまの色」について語る牧野暁世特任助教                                    「かごんまの色」テストピース

鹿児島らしさを表現したカラーセットである「かごんまの色」は、鹿児島全域における地域資源の測色と地域の人々の協働によって開発されました。現在、18色が公開されています。
(参照「かごんまの色」ホームページ https://www.krcc.kagoshima-u.ac.jp/article/kagonmanoiro2019/

商品化も着実に進んでおり、2019年10月には「かごんまの色」の染めバッグが、「かごしまの新特産品コンクール」で最高賞の知事賞に輝いています。
かごしまTechミーティングでは、ここに至るまでの経緯や色の持つ特性について牧野特任助教が説明した後、連携企業のプラスチックテストピースなど実物を交えた解説を、石田理恵子氏(オーケー化成株式会社が行いました。それに続いて、「かごんまの色」の可能性についてワークショップ形式の意見交換を行いました。

石田理恵子氏(オーケー化成株式会社)

 

次回予告

【開催日時】 2月20日(木曜日)14:00~15:30(受付 13:40~)
【開催場所】 鹿児島大学水産学部附属練習船『南星丸』内 (鹿児島市浜町小川埠頭)

鹿児島大学水産学部附属練習船『南星丸』に出来ること
~ 使い方はあなた次第!! 船で学んでよし、調べてよし、試してよし ~

【ゲストスピーカー】
幅野 明正 氏(国立大学法人鹿児島大学 水産学部 附属練習船 南星丸 /船長・准教授)

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